エクスペリサス、公益社団法人新潟県観光協会の 「高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」を受託・実施

エクスペリサス、公益社団法人新潟県観光協会の 「高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」を受託・実施
目次

「100年先へ、文化が受け継がれる『仕組み』を創る。」をPurposeとし、訪日富裕層向けの高付加価値な旅・体験を企画・開発から販売・流通まで一気通貫で推進するエクスペリサス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:丸山 智義、以下「当社」)は、公益社団法人新潟県観光協会(以下「新潟県観光協会」)より、観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」に係るコンテンツ造成業務を2025年7月に受託し、佐渡、弥彦・燕三条、湯沢・魚沼の3エリアにおいて、欧米富裕層向け観光コンテンツの開発・磨き上げから、海外の富裕層向け旅行会社への販路整備までを実施したことをお知らせいたします。


■プロジェクト概要
(1)目的
新潟県は、「佐渡島の金山」に代表される世界文化遺産や人間国宝級の伝統工芸、燕三条における比類なき金属加工技術、魚沼・湯沢の雪解けの清流水が育む酒造り文化など、他地域では代替できない地域固有の資源を豊富に持ちながらも、高付加価値旅行者(富裕層)を専門に受け入れるためのさらなる整備が求められていました。

本事業では、消費単価の高い欧米富裕層をターゲットに、地域事業者と連携した高付加価値体験の開発・磨き上げ、販売体制の整備、海外の顧客向けプロモーションを推進することで、訪日旅行者の消費単価向上と地域経済の持続的な発展を目指しました。

(2)コンテンツ開発
当社は、「日本固有の観光資源」「希少性」「高い品質基準」の3軸を組み合わせ、欧米富裕層が「新潟を訪れたい」と感じる体験コンテンツを開発しました。いずれも職人や地域の方との対話を重視した限定性の高い内容であり、一般の観光では体験できない、新潟ならではの価値を凝縮しています。


コンテンツ例:
【佐渡エリア】
人間国宝・伊藤赤水に学ぶ、世界遺産・佐渡金山の大地が生む無名異焼の美

2024年に世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」。その大地から生まれた土を用いた無名異焼について学び、特別な制作体験ができるプログラムです。世界文化遺産と人間国宝級の伝統工芸という二つの希少な資源が交差する、新潟ならではの特別な体験プログラムです。

【燕三条エリア】
燕三条「玉川堂」で体感する、一枚の銅から生まれる日本の美意識

日本有数の鎚起銅器ブランド「玉川堂」にて、江戸時代から継承される「鎚起銅器」の職人のガイドのもと、工房を見学するプログラム。200年以上にわたり受け継がれてきた高度な金属加工技術を、職人との対話を通じて直接体験できる貴重な機会です。

【湯沢・魚沼エリア】
雪と里山醸造所 世界に一つだけのクラフトサケアッサンブラージュ体験 

日本初の女性クラフト酒蔵創業者であり、ワインテイスティング資格 WSET Level 3を保有するデュケット智美氏 による、魚沼の雪解け水で育まれた複数の原酒をブレンドする「アッサンブラージュ」体験。個人の味覚と感性で「世界に一つだけの自分だけの日本酒」を創ることができる、新潟・魚沼の豊かな酒文化を五感で感じる希少な体験です。


(3)海外販路開拓・プロモーション施策
開発したコンテンツについては、テストマーケティング(2026年1月14日〜15日)を実施。マーケット視点からのフィードバックを取り入れ、コンテンツの最終調整を行った上で、当社運営の会員限定ECサイトへ掲載。直接・間接を含む6万社以上の富裕層向け旅行会社ネットワークへの販路を整備しました。


■プロジェクト背景と当社の役割
日本政府は2030年までに訪日外国人旅行者数6,000万人・消費額15兆円を目標として掲げており(2026年3月閣議決定)、地方への高付加価値旅行者の誘客に対する関心が高まっています。観光庁の調査※によれば、訪日1回あたり100万円以上を消費する高付加価値旅行者は訪日旅行者全体のわずか約2%(約59万人)にとどまる一方、消費額では約19%(約1兆円)を占めています(2023年時点)。
※観光庁「訪日旅行での高付加価値旅行者の誘致促進」(2025年11月更新)

欧米富裕層市場では「Quiet Luxury(クワイエット・ラグジュアリー)」と呼ばれるトレンドが顕著となっており、ぜいたく品の消費よりも地域コミュニティとのつながりや“本物の文化体験”を深く楽しむことへの関心が急速に高まっています。新潟県が有する世界文化遺産・伝統工芸・酒文化はこの層との親和性が極めて高く、当社の「製販一体型」モデルを活かした体験開発・海外販売によって、地方への富裕層誘客の促進につながると考えています。

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